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【しずはうす】餃子作り | しずはらノート | 京都 | 医療法人稲門会_精神科病院・老人保健施設

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【しずはうす】餃子作り

餃子作り

 4月19日に3階にて、食事レクリエーションとして餃子作りを行いました。

レシピは、元中華料理人のS氏に依頼し、S氏のお店のレシピを再現しました。

白菜やキャベツなど大量の材料に誰しもが「すごい量やなぁ」とやや不安になりました。

おやつなので、1人3個…50人分で150個作ります。

↑主婦リハの皆さん             ↑キャベツを細かく…     ↑元中華料理人S氏

いざ切り始めると、集中してテンポよくできました。多少大きい、小さいは気にしません。

疲れたら交代し、大勢の方が手伝って下さいました。

 

餃子の種を作り始め、味つけはS氏にして頂きました。全て目分量です。さすがです。

 

餃子をつつむ作業が、大変でした。片手でもできる餃子つつみ機を使用したり、手でつつんでいく中で「あ!具が多くて、はみだした!」「うまいことくっつかんな」などと言いつつも黙々と包んでいきました。数をこなす内に、コツをつかみ、だんだんとうまくなってきたころに…つつみ終わるというよくある話です。

↑左手でつつむS氏   ↑便利な道具があります! 

ご家族が後ろでみまもっってくれてます!!がんばれ!!

ロアで焼き始めると、フロアに餃子のいい匂いが充満しています。

そのころになると、隣ではケアスタッフさんによる中国語講座が始まり、盛り上がっていました。

焼きあがると、思った以上の出来で、味も抜群でした。

「今日の餃子は3個だけか?」とおかわりを希望される方もいらっしゃる程でした。

S氏もオッケーサインを出し、満足げな様子でした。

S氏は、片手が不自由になり、料理を作ることをあきらめておられました。

その中で毎週の主婦リハの際に、ピーラーで野菜の皮むきをすることから始め、釘つきまな板と包丁を使用し、野菜を刻んだり、皮むきをすることができるようになりました。

今回、一から餃子作りを行うことで、あきらめていた「料理を作り、人に食べて頂き、喜んでもらう」ということが実現できた1日でした。

(OT新坂)

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