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【しずはうす】焼きドーナッツを作りました!! | しずはらノート | 京都 | 医療法人稲門会_精神科病院・老人保健施設

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【しずはうす】焼きドーナッツを作りました!!

3階の食事レクで利用者様に焼きドーナツを作って頂きました。

メンバーは(おうちに帰れば)主婦の方や(入所されるまで)プロの料理人の方などに集まって頂きました。バターと砂糖を練るところから始めます。全員分なので大きいボールに大きい泡だて器を使いました。

 

 家庭というよりお店で作るという雰囲気でした。その過程では、普段利用者様同士であまりお話をされない方が、焼きドーナツやご自分の得意料理などについて和やかにお話をされたりするなど、焼きドーナツ作りが交流のよいきっかけになりました。

 作る工程では、しぼり袋に入れ機械へしぼる工程が大変でした。下から出したいのに、袋の上から生地がでてきたり、うまく絞れなかったりと苦労しましたが、回数を重ねるごとに慣れ、最後の方はスムーズに絞っておられました。

 

焼きあがったドーナツを取る姿はもう職人さんのようでした。

 焼いていると、ドーナツの甘い香りがフロア全体に広がり、調理に参加されていない利用者様も様子を見に来られ、これからドーナツを食べるぞ!とやる気まんまんです。

 焼きあがったドーナツに利用者様ご自身で生クリーム・アイスクリームをトッピングしていただき、コーヒーとともに頂きました。どの利用者様からも「おいしい」というコメントを頂き、作ったメンバーの方は得意げにされていました。

 

 リハビリテーションとして、運動をすることはもちろん大切なことですが、それだけではありません。今まで当たり前のようにやってきた活動(調理や人とお話をするなど)を行うこと、人に御馳走をふるまって「おいしい」「ありがとう」と言われること、自分はまだまだできるんだ!と自信を持つこと、それも大切なリハビリテーションです。

 これからも、どんどんいろんなことを利用者様にご指導いただきながら、挑戦していく予定ですので皆様のご参加をお待ちしております。

 

☆しずはうす☆|リハビリ便り

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