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岩倉 くわんのん道のみちしるべ | 京都 いわくら病院 医療法人稲門会 精神科 老人介護保健施設(老健)訪問看護

京都観光ガイド

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岩倉 くわんのん道のみちしるべ


くわんのん道 みちしるべ

 

病院から岩倉川を少し下った川沿いに、古い道しるべが立っています。
道しるべには「くわんのんみち」「岩倉観音」と書かれています。

平安の昔から精神医療発祥の地と言われている岩倉ですが、その昔、岩倉の大雲寺というお寺には、十二面観音という観音像があり、平安時代に冷泉天皇が患った心の病が平癒したことから、その奥さんである昌子内親王が観音様に帰依されて依頼、精神の病にご利益があると信仰を集めました。

 戦国時代に大雲寺が全焼した時にも、観音さまは頭が焦げただけで奇跡的に焼失を免れたことから、身代わり観音として頭や目の病気にご利益があるとの評判が広がり、江戸時代には全国から観音さまを参りに人々が集まったということです。

その時に作られた観音様への道しるべが今も残っているのです。
「くわんのんみち」とは昔の言い方で「観音道」のことを言います。

現代でいうなら、平安神宮や八坂神社にお参りするような感覚で、たくさんの人々が岩倉にお参りしたことでしょう。

 

 ぜひみなさんも岩倉に今も残る「くわんのんみち」の道しるべを見つけてみてください。

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