当院について
いわくら精神医療の歴史
「人が人として生きる」というあたりまえのことを実践するために、幾度となく流された、汗と涙。そして得られたのは、すべての苦労を吹き飛ばすほどの喜びと笑顔。私たちの歴史を聞いてください。 |
癒しの地・岩倉
岩倉の地には、古くから心の病に関わった歴史があります。平安時代、ここには大雲寺という寺があり、心を病んだ人びとが、邪気を追い払うため加持祈祷を受けに訪れました。 『天保14年、松屋源兵衛宅で世話をしていた米三郎の預り金五十両が紛失した。疑われた者の中に、乱心者・助十郎がいた。すると源兵衛は取り調べの場で、「助十郎は正直すぎて病気になったのだから、金を盗るわけがない。容疑者から外してくれ」と言った』。 |
開放医療への取り組み
1952年、岩倉の地にいわくら病院が開設され、心の病に医療として関わっていくことになりました。 そんな病院に、1970年、理想に燃えた6人の青年医師たちがやってきました。その時から開放医療を目指すいわくら病院の闘いが始まりました。 最も改革すべきは「精神病者は一人ではなにもできない」「精神病者を自由にするとこわい」という私たち自身の中にある偏見と思い込みでした。しかし、それを変えるのは生半可なことではなかったのです。 |
看護者に都合のいい体制ではいけない。主体はあくまで入院者にある。
|
愛・信頼・希望・そして癒し
いま、いわくら病院では、老人性認知症疾患治療病棟以外は日中の開放病棟が実現しています。入院者は自由に行き来し、明るい笑顔でスタッフと立ち話をしています。 社会復帰のシステムが機能しなければ入院は長引き、ますます生活能力を奪い、地域で生活できなくなるという二次的なハンデを負うことにもなります。 遠い昔、岩倉の地で、精神病者をありのままに受け入れ、ともに暮らしていた先人たち。 |
|
外来(予約外来)
【初診(診察時間)】
(平日)9:00~16:00
(休診)日曜日・祝日
【相談窓口】 075-711-2171
電話番号のお掛け間違いにご注意下さい
【再診(診察時間)】
(平日)9:00~11:30
【再診窓口】 075-711-2172
*予約に関するお問い合わせは14時~16時にお掛けください。精神科救急
【受付時間】 24時間相談可能
【相談窓口】 075-711-2171
〒606-0017
京都市左京区岩倉上蔵町101
求人・採用関係 TEL/ 075-711-2445
機器・設備関係 TEL/ 075-711-2219
FAX / 075-722-7898
Mail/ iwakura-hp@toumonkai.net