当院職員における新型コロナウイルス感染者発生に対する感染対策終了のお知らせ【第2報】 | 採用情報 | 京都　いわくら病院　医療法人稲門会　精神科　老人介護保健施設（老健）訪問看護

(2021年5月8日)

　当院職員1名が4月25日に発症、4月26日にPCRで陽性と判明した件の終結のお知らせです。

　入院者50人、関連した職員58人に対して4月27日に行ったPCRで全員の陰性を確認したことをもって、院内に感染源がなかったと判断していました。また、この4月27日は当該職員の感染可能期間中の最終勤務日である4月23日から4日間経過したタイミングでした。二次感染が起こるまでの平均期間をほぼ満たしているので、当該看護師を感染源とする二次感染が院内で起きていないとも判断していました。

　最終曝露日4月23日から10日間(潜伏期間が5日～10日と言われ、その長い方の10日間)経過した5月3日に、濃厚接触とはいかないまでも心配な接触のあった入院者6人、職員2人、合計8人に対してPCRを実施し、すべての陰性を確認しました。これで、当該看護師を起源にした院内感染は発生しなかったと結論しました。

　ひきつづき、最終曝露日から14日間経過する5月7日まで当該病棟に関連する人の健康観察を行いましたが、新たにCOVID-19を疑う症状の発生は認めませんでした。

　以上をもって、今回のエピソードを終結させていただくことになりました。念のために閉鎖しておりました当該病棟も復旧させ、通常通りの診療を始めさせていただいております。

いわくら病院　院長　蓑島豪智